【アニメ】2020年夏アニメまとめ。個人的なベスト5!

 もうすっかり気温も落ち着いてきた今日この頃。今年は夏のイベントなんかはコロナで中止になり、加えてそもそもコロナ対策としてそんなに外出していないので、夏を実感する間もなく夏が過ぎ去ってしまった印象です。台風も例年に比べれば直撃した回数も少ないくらいですしね。まあそんなこんなでずっと家で過ごした今年の夏ですが、何をしていたかといえば、そう、夏アニメの視聴です!

 ということで例の恒例企画。

 今回も夏アニメのまとめとして、視聴した中でとくに気に入った作品を5つ厳選しました。以前はTwitterの方で簡単に呟いていましたが、18年夏アニメからカクヨムで、19年秋アニメからこちらでもやっています。

 対象は、夏のクール(7月から9月)に最終回を放送したテレビアニメ作品。2クールなどクールを跨いで放送されたものも、最終回が今期放送であれば対象になります。一方来期も継続して放送されるアニメは対象外になっております。また以前テレビ放送された再放送作品も除外しています。

 ちなみに過去歴代1位作品は(可能な限り遡れる記憶の範囲内)こちら。

  17年春アニメ 『月がきれい』

  17年夏アニメ 『プリンセス・プリンシパル』

  17年秋アニメ 『宝石の国』

  18年冬アニメ 『宇宙よりも遠い場所』

  18年春アニメ  ※ベスト5選出できず中止

  18年夏アニメ 『あそびあそばせ』

  18年秋アニメ 『イングレス』

  19年冬アニメ 『私に天使が舞い降りた』

  19年春アニメ 『みだらな青ちゃんは勉強ができない』

  19年夏アニメ 『彼方のアストラ』

  19年秋アニメ 『Dr.STONE』

  20年冬アニメ 『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』

  20年春アニメ 『かぐや様は告らせたい?〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』

 では個人的ベスト5発表です。

 第5位

『ド級編隊エグゼロス』

・公式ページ

https://hxeros.com/

・ジャンル:ラブコメor戦隊ヒーロー

・感想

 ネタアニメとしてとても面白かったです。エロネタとして、まずとにかくヒロインたちがええ体しているところがポイント。さらに幼児退行でのメスガキ化、TSネタ、さらには○○しないと出られない部屋での乱パなど、最早スラング的なネタが豊富で、普段からそういったネタに馴染みのある方ならメタ的に笑ってしまうバカエロラブコメでしたね。一応本筋としては戦隊ヒーローものなのですが、基本そちらはおまけ程度。戦闘シーンの展開はかなり雑であり、あっけなく決着がつく体たらく。でもアクションシーンでの作画が無駄によく、逆に日常的なシーンでは作画がテキトーになる(作画崩壊というほどではない)など、アニメーションとしての作りのメリハリというか塩梅がちょっとおかしく、そこが逆に面白いといった具合。ホントヒーロー要素はおまけでした……。エロとしてもヒーローとしても、そして内容としても制作としても、いろいろと何かが間違っているアニメでむしろ楽しめました。いいぞ~もっとやれ! というかヤレよ!!

 第4位

『魔王学院の不適合者』

・公式ページ

https://maohgakuin.com/

・ジャンル:ファンタジー

・感想

 これは面白い! 最初はよくあるクソラノベのアニメ化かと思ったのですが、よーく視聴していくと癖になる俺TUEEEで清々しいくらいに面白かったです。感覚的にはどこぞのホストみたいな感じで、異性同性問わずに「カッコイイ……」と惚れてしまうくらいの俺様系。台詞なんかもアノス節が効いていて素晴らしい。なんかここまで名言を量産する俺様系主人公はラノベアニメでは珍しい感じがしましたね。内容はまあ俺TUEEEなんですけど、どちらかといえばシリアス寄りなシナリオ。でも中二病的なことを大真面目にやっているので、むしろ腹筋崩壊レベルで笑えてくる。とくに急に歌い出すシーンとか。シリアスだけどシリアスに似合わない展開なのでシリアスとはまた違った面白さを発揮するみたいな感じ。あと、作品の要素としては、百合的にもBL的にもラブストーリー的にも妄想が捗るものが多く、個人的には刺さる要素がたくさんあってもうお腹いっぱいという具合。もちろんファンタジー作品としてもなんだかんだで熱く、しかも先が読めない展開で面白かったです。一見クソラノベのようなパッケージですけど、多くの層に刺さる要素が込められた、とても守備範囲の広い作品だと感じましたね。いやー面白かったです。できれば二期も見たいですけど、まあ、二期の発表がないくらいで二期がないとでも思ったか! ということで。

 第3位

『A.I.C.O. Incarnation』

・公式ページ

https://www.project-aico.com/

・ジャンル:SF

・感想

 なかなか面白かったです。第一話から本格的なサイエンス・フィクションを見せてくれたこの作品ですが、全体を通してみてもSF用語バリバリで設定も秀逸であり、本当にSFらしいSF作品でしたね。あと中盤での目的地へ向かう道すがらのサバイバルパートではスリリングな戦闘も見応えがあってよかったです。またいい具合に伏線の回収をしていきSF好きとしては妙にゾクゾクしました。ただまあストレートにサイエンス・フィクションしているためか、結構視聴するにあたってのリテラシーが求められるというか、なかなかSFに慣れていない方にとってはハードルの高いアニメではないかと感じました。とはいえ自分なんかはにわかSFファンとして、高度な用語や設定が出てくるたびに条件反射的にニヤニヤしてしまっていました。万人受けするタイプのアニメではありませんが、むしろその要素が自分の好みに完全合致した具合です。個人的にいえば、この作品アニメーションとしてではなく純粋にSF小説として読んでみたかった感覚がありますね。もちろんアニメ作品としての見栄えのあるシーンが多々あるのですが、その部分も含め文字媒体からの想像で楽しんでみたいと思えました。なんか、早川さんあたりからノベライズとかやってくれませんかね? そんなこんなで、個人的な好みにどストレートで直撃した作品でした。

 第2位

『無限の住人-IMMORTAL-』

・公式ページ

https://mugen-immortal.com/

・ジャンル:歴史・時代

・感想

 素晴らしい時代劇。真正面からグロ描写に挑んだ大人向けシリアスアニメで、昨今異世界とかラブコメとか日常系で溢れているラインナップの中では異彩を放つ作品でした(それ故にライトなアニメファンには見向きもされなかった作品でもあるかと)。湿り気のある空気や風景はまさに日本の原風景を思わせ、アクションシーンでの作画も見応えがあり、映像クオリティとしてたまらない一品になっていましたね。というか殺陣シーンの演出のセンスがずば抜けていて脱帽しました。何といいますか、テンポ感がよく質もいいので斬新に感じられた具合ですかね。小説でたとえるならばまるで純文学のような芸術性がある殺陣で、名勝負もあれば泥仕合もあり、また戦いにおいての人物の人間性を醸し出しているなど、目が離せなくなるほどに引き込まれる映像でした。いやとにかく絵コンテや演出の仕事が素晴らしい! 2クールアニメとしての最終回も、いい感じにエモいオチでこれもまたいい! いやはや、いいものを見させていただきました。

 そして栄えある

 第1位

『デカダンス』

・公式ページ

http://decadence-anime.com/

・ジャンル:SF

・感想

 スッキリ終わったオリジナルアニメだったかと。第1話のインパクトもそうですが、続く第2話ではまた違った方向からのインパクトがあり、二重三重に楽しめる作品でしたね。インパクトという面では以降少々落ち着きますが、しかしながらストーリーの方向性としてはかなり王道路線となり、作品がもつテーマ性も合わさって、ストーリーを追いやすいとても見やすい構成だったと感じました。最終回としてもただ物語を終わらせるだけではなく、これまであった設定の数々を活かし、かつクライマックスとしての熱い盛り上がりもみせ、オチとしても禍根なく大団円でしめるなど、小説でいうところの読後感みたいなカタルシス的な余韻を得られる素晴らしいお話でした。内容としてもディストピアとポストアポカリプスを組み合わせたもの(サイバーパンクの要素もある)に、少年漫画的な熱量やアクションシーンもあり、アニメーションとして見応え抜群。とくに前半部分の戦闘シーンでの作画は驚きを隠せないほどスゴイものでしたね。あと全体的に他作品へのリスペクトを感じられる演出があるのもポイント。パロディやオマージュというほどのものではありませんが、しかしながら他のアニメ作品やSF映画などの造詣があるとより楽しめるといった具合。第1話の感想のときに「片っ端から鍋に突っ込んで煮たら意外とうまくでき上ってしまった感のある闇鍋みたい」と評しましたが、1クール通してさり気ないパロディ&オマージュがいいスパイスになっててとても面白かったです。序盤の設定開示シーンでの解釈のハードルはあるものの、全体的にとても親しみやすいSF作品だったような気がします。SFに馴染みのない方でも楽しく視聴できるアニメだと思いました。

 さて、『ド級編隊エグゼロス』『魔王学院の不適合者』『A.I.C.O. Incarnation』『無限の住人-IMMORTAL-』そして『デカダンス』と、5作品を選びました。

 夏アニメを終えての感想ですが、今期はなんだかんだいってSF系作品が多かったような気がします。自分としては嬉しい限り。あと個人的に刺さったのは、今期は百合として美味しい作品も多かったですね。別に大々的に百合を押し出しているわけではありませんが、おまけ要素として百合の妄想が捗りました。カップリングをあげると、『魔王学院の不適合者』ではミーシャ×サーシャとか。あと『とある科学の超電磁砲レールガン』だと御坂×食蜂に目覚めるなど。他には『Lapis Re:LiGHTs』とか内容そっちのけで百合として勝手に楽しんでいました。いやー百合サイコー。一方で、今期はなんだかシナリオがアレな作品が目立った印象です。具体的な作品名は控えますが、感覚として放送した作品の半数くらいは「どうしてこうなった?」と困惑しました。某アメリカ横断レースアニメとか、いやレースしろよ、と突っ込まざるを得なかった。どうしてこうなった……。でも逆に急に面白くなった作品もあり、『とある科学の超電磁砲レールガン』のドリームランカー編とかシリーズで一番面白いエピソードだったのではと思いました。まあそんな具合でなんだかんだ個人的な趣味で楽しめたのが、今年の夏アニメって感じでした。

 といった感じで、夏アニメのまとめ、個人的なベスト5でした!

 ではまた秋アニメで会いましょう。

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